60代になり、シミやシワ、乾燥といった肌の変化を感じ、「今まで使っていたファンデーションが合わなくなった…」と感じていませんか。
ドラッグストアにはたくさんの商品があって、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。この記事では、60代の肌悩みに寄り添い、ドラッグストアで手軽に購入できるおすすめのファンデーションをご紹介します。
・60代の肌悩みに合わせたファンデーションの正しい選び方
・パウダー・リキッド・クッションなどタイプ別の特徴と比較
・ドラッグストアで本当に人気のあるファンデーション
・若々しい印象に仕上げるためのメイクのポイント
60代ファンデーション|ドラックストアのおすすめの選び方

- パウダータイプの特徴と選び方
- リキッドタイプの特徴と選び方
- クッションタイプの特徴と選び方
- リキッドとクッションどちらがいい?
- 60代向けのブランドは?
- おすすめの化粧下地は何色?
パウダータイプの特徴と選び方
パウダーファンデーションは、手軽にベースメイクを完成させたい方や、サラサラとしたマットな仕上がりがお好みの方におすすめです。粉を固めたプレストタイプが主流で、ブラシやスポンジでサッと塗るだけで済むため、忙しい朝にも重宝します。
メリットは、なんといってもその手軽さです。メイク直しも簡単で、皮脂によるテカリを抑える効果も期待できます。一方、デメリットとしては、油分が少ないため乾燥肌の方が使うと粉っぽく見えやすい点が挙げられます。60代の肌は乾燥しやすいため、この点が一番の懸念点かもしれません。
60代向けパウダーファンデの選び方
60代の方がパウダーファンデーションを選ぶ際は、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が配合されているかを必ずチェックしましょう。
最近の製品は、パウダーでありながら、しっとりとした使用感を実現しているものが多くあります。また、光を拡散させる効果のあるパールなどが配合されていると、シワや毛穴を目立ちにくくし、明るい印象に仕上げてくれます。
花王の「プリマヴィスタ ディア」シリーズなどは、まさに大人の肌を考えて作られており、粉っぽさを感じさせない自然な仕上がりが期待できます。
リキッドタイプの特徴と選び方
リキッドファンデーションは、保湿力とカバー力の高さが魅力で、乾燥が気になる60代の肌にぴったりのタイプです。水分と油分がバランス良く配合されており、肌にしっとりとなじみ、自然なツヤ感を演出できます。
最大のメリットは、その保湿力です。乾燥による化粧崩れを防ぎ、うるおいのある若々しい肌を長時間キープします。
また、重ね付けすることでカバー力を自由に調整できるため、気になるシミや色ムラをしっかり隠すことも可能です。一方で、塗り方に少しコツが必要で、均一に伸ばさないとムラになりやすいというデメリットもあります。
リキッドファンデの注意点
リキッドファンデーションを塗る際は、指だけでなくスポンジやブラシを使うのがおすすめです。顔の中心から外側に向かって薄く伸ばしていくと、厚塗り感のないプロのような仕上がりになります。
60代の方が選ぶなら、美容液成分が豊富に配合された製品が良いでしょう。メイクをしながらスキンケア効果も期待できるため、日中の乾燥から肌を守ってくれます。資生堂の「マキアージュ ドラマティックエッセンスリキッド」は、まさに美容液のような使い心地で人気があります。
クッションタイプの特徴と選び方
クッションファンデーションは、「時短」と「ツヤ肌仕上げ」を両立できることで、近年非常に人気が高まっています。スポンジにリキッド状のファンデーションが染み込んでおり、付属のパフでポンポンと肌に乗せるだけで、簡単にベースメイクが完成します。
化粧下地が不要な製品も多く、忙しい朝の強い味方です。みずみずしいテクスチャーで、誰でも簡単にプロが仕上げたようなツヤ肌を作れるのが最大のメリットです。
デメリットとしては、水分量が多いためリキッドタイプより減りが早く、コストパフォーマンスの面で劣る場合があること、またパフを清潔に保たないと雑菌が繁殖しやすい点が挙げられます。
60代向けクッションファンデの選び方
60代の方が選ぶ際は、カバー力と保湿力のバランスを重視しましょう。シミやくすみを自然にカバーしつつ、厚塗り感が出ないものが理想です。また、ナイアシンアミドなどのエイジングケア成分が配合されている薬用タイプを選ぶと、シワ改善や美白効果も期待できます。
タイプ | メリット | デメリット | こんな方におすすめ |
---|---|---|---|
パウダー | 手軽、メイク直しが簡単、サラサラな仕上がり | 乾燥しやすい、粉っぽくなりやすい | メイクに時間をかけたくない方、脂性肌の方 |
リキッド | 保湿力が高い、カバー力を調整しやすい、ツヤ肌仕上げ | ムラになりやすい、塗るのに時間がかかる | 乾燥肌の方、カバー力を重視する方 |
クッション | 時短、簡単にツヤ肌が作れる、下地不要なものも多い | コスパが悪い場合がある、衛生管理が必要 | 手軽にツヤ肌を作りたい方、メイク初心者の方 |
リキッドとクッションどちらがいい?
「保湿力のあるファンデーションが良いけれど、リキッドとクッション、結局どちらを選べばいいの?」と悩む方は非常に多いです。
結論から言うと、あなたのライフスタイルやメイクで重視するポイントによって最適な選択は異なります。
まず、手軽さと時短を最優先するなら、クッションファンデーションがおすすめです。下地不要のオールインワンタイプも多く、パフで叩き込むだけで均一なツヤ肌が完成します。お出かけ先でのメイク直しも簡単です。
一方で、カバー力を細かく調整したい、より丁寧なベース作りをしたいという方にはリキッドファンデーションが向いています。量を調整しやすく、気になる部分には重ね付けすることで、コンシーラーのように使うことも可能です。
スポンジやブラシといったツールを使い分けることで、仕上がりの質感を変える楽しみもあります。
60代向けのブランドは?
ドラッグストアには数多くの化粧品ブランドが並んでいますが、60代の肌悩みに特化して開発されたブランドを選ぶと、失敗が少なくなります。特におすすめのブランドをいくつかご紹介します。
資生堂 プリオール (PRIOR)
「大人の七難」にアプローチすることをコンセプトにした、まさにシニア世代のためのブランドです。ファンデーションだけでなく、スキンケアからメイクアップまで、60代以上の肌をいきいきと見せるためのアイテムが揃っています。
保湿力やカバー力はもちろん、使いやすさにもこだわって作られているのが特徴です。
花王 ソフィーナ プリマヴィスタ ディア (Primavista Dea)
こちらは50代以降の肌を研究して生まれたブランドです。特に、くすみがちな肌を明るく見せる「トーンアップ」効果に定評があります。汗や皮脂に強く、美しい仕上がりが持続するため、活動的な方にもおすすめです。
カネボウ メディア (media) / media luxe (メディア リュクス)
高品質でありながら、比較的手に取りやすい価格帯が魅力のブランドです。特にクリームファンデーションは保湿力とカバー力に優れており、長年愛用している方も多いです。最近では、より大人世代にターゲットを絞った「メディア リュクス」も登場し、注目を集めています。
これらのブランド以外にも、セザンヌやちふれといったプチプラブランドの中にも、保湿成分が豊富で60代の肌に合う優秀なファンデーションがたくさんあります。ブランド名だけで判断せず、成分や特徴をしっかり確認することが大切です。
おすすめの化粧下地は何色?
ファンデーションの効果を最大限に引き出すには、化粧下地の役割が非常に重要です。特に60代の肌悩みは、下地の色をうまく使うことで、ファンデーションを厚塗りしなくても自然にカバーできます。
肌悩み別におすすめのカラーをご紹介します。
- 黄ぐすみが気になる方:ピンクやラベンダー
- シミや茶ぐすみが気になる方:イエローやオレンジ
- 顔の赤みが気になる方:グリーン
下地の塗りすぎに注意
コントロールカラー下地は、顔全体に塗るのではなく、悩みが気になる部分にだけポイント使いするのが基本です。全体に塗ってしまうと、かえって不自然な顔色になることがあるため注意しましょう。
まずは自分の肌悩みを鏡でしっかり確認し、それに合った色の下地を選ぶことから始めてみてください。それだけでファンデーションの仕上がりが格段に変わるはずです。
ドラックストアで買える60代おすすめファンデーション

- LDKでも高評価!人気ランキング
- 資生堂のファンデーションの魅力
- プリオールで叶える若々しい肌
- マキアージュでシミをカバー
- 肌がめっちゃ綺麗に見えるファンデ
LDKでも高評価!人気ランキング
コスメを選ぶ上で非常に参考になるのが、テストする美容雑誌「LDK the Beauty」の評価です。編集部と専門家が実際に商品をテストし、忖度なしで評価するため、その信頼性は非常に高いと言えます。
ここでは、LDKで高評価を獲得したドラッグストアで購入可能なファンデーションをいくつかご紹介します。
インテグレート プロフィニッシュクッション
LDKのテストでは、「素肌がキレイな人に見える」と絶賛されたアイテムです。ハイカバーでありながら厚塗り感がなく、フィルターをかけたようなフラットな肌に仕上がります。オレンジみのあるオークル系の色味が、60代の気になるシミやくまを自然にカバーし、血色の良い健康的な肌を演出してくれます。
ハリアス 薬用クッションファンデーション
こちらもベストバイに輝いた実力派です。内側からふっくらとしたハリのある肌に見せる自然なツヤ感が特徴で、シミやくすみはしっかりカバーするのに、素肌のような軽やかさを実現します。水分にも油分にも強く、美しい仕上がりが長時間続く点も高く評価されています。
LDKのランキングは、仕上がり、崩れにくさ、使用感といった多角的な視点で評価されています。口コミだけでなく、こうした客観的なテスト結果を参考にすることで、自分に本当に合ったファンデーションを見つけやすくなります。
資生堂のファンデーションの魅力
長年にわたり日本人の肌を研究し続けてきた資生堂は、やはり信頼できるブランドの一つです。ドラッグストアで展開されているブランドも非常に豊富で、60代の肌悩みに応える製品が多数あります。
資生堂のファンデーションの大きな魅力は、その精巧な色設計と粉体技術にあります。日本人の肌色を徹底的に分析して作られたカラーバリエーションは、白浮きしたり黄ぐすみしたりすることなく、肌に自然になじみます。
また、光を巧みにコントロールする技術により、シミやシワといった凹凸をただ隠すのではなく、光で飛ばして目立たなくさせる効果が期待できます。
プリオールで叶える若々しい肌
前述の通り、プリオールは資生堂が展開するシニア世代向けの専門ブランドです。年齢を重ねた肌ならではの悩みに、的確にアプローチする製品設計がなされています。
特に人気なのが「美つやBBジェルクリーム n」です。これはファンデーション、コンシーラー、UVカット、クリームなど7つの機能が1つになったBBファンデーションで、スキンケアの後にこれ1本でベースメイクが完了します。
ジェルクリームという名前の通り、みずみずしいテクスチャーで伸びが良く、厚塗り感なく自然なツヤ肌に仕上がります。
また、シワ改善と美白(※)効果のあるナイアシンアミドを配合した「薬用 リンクル美コルセットファンデーション」も注目です。メイクしながら本格的なエイジングケアができるため、日中の肌を有効活用したい方におすすめです。
(※)メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
プリオールの製品は、ただ悩みを隠すだけでなく、「今の肌をより美しく見せる」というポジティブな発想で作られている点が、多くの60代女性から支持される理由でしょう。
マキアージュでシミをカバー
マキアージュは、トレンド感と機能性を両立させた資生堂の人気ブランドです。カバー力の高さに定評があり、気になるシミや色ムラをしっかり隠したいという方におすすめです。
代表的な製品が「ドラマティックエッセンスリキッド」です。毛穴の奥までうるおいを届ける浸透型美容液が配合されており、使うほどに毛穴が目立たない「つるん肌」へ導くとされています。カバー力が高いのに、美容液のようななめらかなテクスチャーで、肌への負担感が少ないのが特徴です。
また、パウダー派の方には「ドラマティックパウダリー EX」があります。ふんわりとした軽い付け心地でありながら、毛穴や色ムラを自然にカバーし、透明感のある肌に仕上げます。ムース生まれのパウダーという独自の技術で、肌に溶け込むようになじむため、粉っぽさがありません。
プリオールが「今の肌を活かす」ことに重点を置いているのに対し、マキアージュは「肌悩みをしっかりカバーして理想の肌を作る」という側面が強いかもしれません。どちらが良いかは、あなたのメイクに対する考え方や、目指す肌の仕上がりによって異なります。
肌がめっちゃ綺麗に見えるファンデ
「とにかく肌が綺麗に見えるファンデが欲しい!」というのは、全世代共通の願いですよね。60代の肌を綺麗に見せる鍵は、「ツヤ」「透明感」「カバー力」の絶妙なバランスです。
この3つのバランスが特に優れていると評価が高いのが、前述のインテグレート「プロフィニッシュクッション」です。プロが仕上げたような、毛穴や色ムラのない均一な肌を、厚塗り感なく実現します。透け感のある自然なツヤが出るため、肌がいきいきと若々しく見えます。
もう一つ挙げるなら、コーセー エスプリークの「アクアリー スキンウェア」もおすすめです。独自の「裏ごし」技術によって、美容液とファンデーションが一体化したような、みずみずしいテクスチャーが特徴です。
肌にのせるとピタッと密着し、まるでスキンケア後のようなうるおいに満ちたツヤ肌が長時間続きます。
「綺麗に見える」の注意点
いくら良いファンデーションを使っても、メイク前のスキンケアが不十分だと、その効果は半減してしまいます。ファンデーションを塗る前には、化粧水や乳液でしっかりと肌を保湿し、土台を整えておくことが何よりも大切です。
60代ファンデーションはドラックストアのおすすめを

この記事では、ドラッグストアで購入できる60代におすすめのファンデーションについて、選び方から具体的な商品まで詳しく解説しました。最後に、重要なポイントをリストで振り返ってみましょう。
- 60代のファンデーション選びは保湿力とカバー力が最も重要
- 乾燥肌の方はリキッド、クッション、クリームタイプがおすすめ
- 手軽さやサラサラした仕上がりを求めるならパウダータイプも選択肢に
- 保湿成分や美容液成分が配合された製品を選ぶと日中の乾燥を防げる
- シワやシミが気になる方はナイアシンアミドなど有効成分配合の薬用タイプも検討
- リキッドとクッションは手軽さのクッション、カバー力調整のリキッドで使い分ける
- 60代向けブランドとして資生堂プリオールや花王プリマヴィスタディアがある
- マキアージュはカバー力とトレンド感を両立させたい方におすすめ
- 下地の色をうまく使うことでファンデの厚塗りを防げる
- 黄ぐすみにはピンクやラベンダー、シミにはイエローの下地が効果的
- LDKなど第三者機関の客観的な評価も参考にすると失敗が少ない
- インテグレートのクッションファンデは素肌感とカバー力のバランスが良い
- ファンデーションの効果を最大限に活かすにはメイク前の保湿ケアが不可欠
- ドラッグストアには高品質でコストパフォーマンスに優れた製品が豊富にある
- 自分の肌質やなりたい仕上がりを明確にして最適な一品を見つけましょう